Q & A

参加作家がご来場の皆様から頂いた質問カードにお答えするページです。

稲實 愛子

  • Q : バナナ繊維など素材がとても気になりました。この素材を使いはじめたきっかけなどあれば教えてください。
  • A : 質問ありがとうございます。バナナ繊維は、バナナの茎の中にある繊維を抽出したものです。
    私は大学のプロジェクト授業の一環でこの素材を知りました。
    バナナの果実の収穫後に大量に廃棄される茎の繊維を利用できないかということで、このプロジェクトが始動しました。
    以前からバナナ生産国や日本でもバナナ繊維を利用した紙や工芸品などありましたが、繊維を糸状にして布を作ったり、シートやボード状にできるという事からそのボードを重ねることに着目し、積み木を作りました。
    今回は新素材提案としてこの作品を制作しました。

風間 真悟

  • Q : 朝課のとき見ていたいですね!?
  • A : 朝課という言葉を知ってるあなたは修業経験者?ちなみに朝課とは、修業中、毎朝行われるお勤め(法要)のことです。あの絵と照らし合わせながら朝課に出たらきっと楽しいでしょうね。
  • Q : 和紙の感じが良く、細いペンでそして力強くとても感動しました。ペンは何を使い、私にもできますか。コツをお願いします。
  • A : 使っているペンは、「ぺんてる」の<極細>というキャップが水色の筆ペンです。先が割れにくく、慣れてくると非常に使いやすいです。コツはとにかく細くて真直ぐな線を引けるようになることです。それができるようになったら、筆で字を書くように強弱をつけてかくと生き生きとしてきます。
  • Q : 面白かったです。何で(with what)かいているのかな。
  • A : 「ぺんてる」の<極細>というキャップが水色の筆ペンです。修業中は使えるものがかなり制限されるので、そのペンもみんなが使っているものです。東京や札幌にはハンズがありますが、前に青森で滞在制作したときに材料のバリエーションがないので苦労し、日本もフラットではないのだなと痛感しました。永平寺に修業にいったのは、時間も環境も道具も限られた中にいて何ができるかという挑戦の気持ちもありました。モノに依存しないフレキシブルな表現を心がけています。道具が限られていれば、それにあった表現を探します。

カトウタツヤ

  • Q : 無題はないでしょう。
  • A : 私の場合、タイトルをつける場合ももちろんあります。 それは作品を作る前段階ですでにタイトルが決まっているときで、 それ以外の場合は基本的にタイトルをつけない、もしくは「無題」とします。 タイトルで作品の意味や状況の説明をせずに、作品をそのまま見てもらい たいと思っています。

河崎 辰成

  • Q :
  • A :

河野 健

  • Q :
  • A :

菊谷 達史

  • Q : 「sweet greed」について「おかしをたべたい」という可愛らしいテーマとコミカルな表情に対して、毒々しい色彩を使っているので衝撃がありました。あのような表現を選ぶに至った過程をよろしかったら教えてください。
  • Q : どうしてかわいいのに、こわいのですか?
  • A : 私の作品は「ポップで可愛らしい」という印象を持たれる方が多い一方、「怖くて陰湿」という感想を持つ方も多いようです。
    私にとって物質感や匂いの強い油絵具という素材は、人間の「恐ろしさ」や「悍ましさ」といった要素を引き出す事に適しているように感じます。
    しかし、そういった要素(毒素)をただ吐露したい訳ではなく、そこに「緩さ」や「笑い」といった和やかな要素を加える事で、その二種類の要素とは異なる、「皮肉」や「虚しさ」といった別の要素が生まれる事を意図しています。

    以上の様な理由から「かわいい」と「こわい」を同じ絵から感じるのは、いわば当然なのかもしれません。

佐々木 ゆか

  • Q :
  • A :

佐藤 志帆

  • Q :
  • A :

佐藤 仁敬

  • Q : 何を伝えたいのですか?
  • A : タイトルの「paranoid」というのは偏執症的な、という意味なのですが私がこのタイトルに込めたものは、パラパラ浮かんで落ちている擬態語の「para」+humanoid=人型の「noid」
    で「paranoid」という造語です。
    様々な事象が浮遊した光景を描きたいと思いました。
    絵のバックにある動物などの光景は配している女性の心情です。
    激しい物、ピュアな物、合理的な物、等。
    それらが混沌としている状態で浮遊している光景、感情を伝えたくて描きました。

佐藤 舞

  • Q :
  • A :

鈴木 秀尚

  • Q :
  • A :

竹居田 圭子

  • Q :
  • A :

中川 治

  • Q :
  • A :

波田 浩司

  • Q :
  • A :

福森 崇広

  • Q : 鳥が出て来なかったので寂しかった。次は鳥を呼んで欲しいです。1回は鳥はとまったんでしょうか?
  • A : 実際には鳥は来ました。鳥が来た場面の音をアニメーションに重ねています。
  • Q : あの小屋は作ったものですか?
  • A : 作っていません。撮影したものをもらってきました。
  • Q : 鳥が好きなんですか?
  • A : 鳥は好きです。重要なモチーフとして今後も登場させる予定です。
  • Q : 面白い作品だと思いましたが、微妙に疑問です。「鳥」の気配が全く無いのは作家さんの何かの意図なのでしょうか?
  • A : 鳥は風景の中を自由に行き来できる存在として、タイトルに用いて示唆しています。鳥の餌台には餌を固定するためのクギ、鳥がいた形跡として糞がついています。
  • Q : キャンバスの絵は写真の転写ですか?手描きですか?
  • A : 写真を転写しています。
  • Q : たくさんある絵は1コマ1コマ撮影したのでしょうか?
  • A : 全て同じ写真です。それがアニメーションの素材となっています。
  • Q : 鳥は来ないのですか?
  • A : アニメーションでは鳥は来ません。時間が止まっている写真の連続なので、動いているようで時間は進んでいないからです。
  • Q : 春っぽいイメージなのですがどうしてですか?
  • A : 春は好きですが、季節感は出ないようにしたいと思っています。
  • Q : 小さいキャンバスをたくさん並べた意味を知りたい。
  • A : 全てのキャンバス作品を使い、ランダムに表示することでアニメーションとなっています。たくさん並んでいることで絵ではない違和感を感じてもらい、写真だとわかるようにしています。

宮地 明人

  • Q :
  • A :

谷地元 麗子

  • Q : 絵に関して無知ですが単純に「すごい」と思いました!あんな大きい絵をあんなにキレイに描けてすばらしいです!!楽しく拝見させていただきました!ありが とうございます!!
  • A : こちらこそ有難うございます。まだまだ日本画自体が北海道では定着しきれてないのでこれからもこの地で頑張ります。
  • Q : 作品を作るのは何ヶ月かかるんですか?
  • A : 絵の具を画面に乗せ始めてからは結構早く1、2ヶ月くらいですが、制作のための資料集めやデッサン、下図作りなど入れると半年くらいかも知れません。もち ろん作品によって時間はかわりますね
  • Q : 「いつか見た夢」どんな夢だったんでしょう?
  • A :  夢で見る理想的な女性美だったり、男性には滅多に見せない女性の内面を泡抹のように感じる時に、夢のように思われます。そんな意図でつけまし た。
  • Q : なんで今年もねこいないんですか?ねこだけやってください。
  • A : 猫は好んで描くモチーフのひとつですが、今回の作品には特に必要としませんでした。猫もとても女性的で秘めた魅力のある動物だからこそ、一緒に描くとどち らも主張しそうだったので…。猫だけの作品も今後また描いていきます。

渡辺 元佳

  • Q : 展覧会の一服の清涼剤になりました。良く出来ています。
  • A : ありがとうございます。今後は少しずつ作品のサイズを大きくしたりもっと新しい素材や表現に挑戦していこうと考えています。
  • Q : あのサルはセンサーで動いてるのですか?何ですか?
  • A : この”ふわふわふわふわする”というタイトルの黄色い体をしている作品は、眠りにつく前の夢か現実かわからないようなあやふやな感じを表現しようと思い製作しました。この作品では人体感知センサーが観客を感知すると作品が目覚めて現実に戻ってくるようになっています。
  • Q : とても面白かったです。さるが呼吸してまばたきして、生きてました。
  • A : 僕の作品はそこに有る・居る感を、そして作品を一つの人格として感じてもらえるような物になればと考えて製作しています。
  • Q : コンセントも作品の一部ですか?
  • A : コンセントも作品の一部です。今回の作品ではコンセントはとても重要な要素と考えて制作しました。

前田 健浩

  • Q :
  • A :

久山 春美

  • Q : きれいな色彩でした!元になっている場所があったのですか?
  • A : この作品の元になったのは、新潟県の妙高高原にある苗名滝付近の風景です。
    マイナスイオンを浴びながら、現地でスケッチを行いました。
    アトリエに戻ってから、スケッチをもとに構想を練り、自分のイメージを加えて描きあげていきました。
    お褒めの言葉をいただき、ありがとうございます。
    より自分らしい色彩を求めて精進していきたいです。
  • Q : 最近調子はどうですか?
  • A : コメントを頂きまして、ありがとうございます。
    作品制作の方で申し上げますと、若干迷いのある中で制作しております。
    ですが、以前に比べ、だいぶ自分の好みや世界観が見えてきました。
    私にとって作品制作は自分に会いに行くような感覚です。
    少しずつですが、その道すじがはっきりしてきています。でもまだまだこれからです。
    次回、作品をお見せする機会には、「調子良さそうだなぁ!」と感じていただけるよう、精進していきたいと思います。
    ご期待ください。

北田 依知子

  • Q :
  • A :

三上 曜

  • Q :
  • A :

招聘作家:
高松 和樹

  • Q : ものすごく新鮮な画風ですが、何色の絵の具を使用したのですか?
  • A : 使用絵の具は
    ・下地にホワイトジェッソ&白亜地
    ・背景にジェットブラック(アクリルガッシュ)
    ・チタニューム(アナターゼ)の粉末をメデューム融いた自家製チタニュウムホワイト(アクリル絵具)
    ・ウルトラマリンブルー/プリズムバイオレット(アクリル絵具)
    ・ハイソリッド/マット(アクリルメデューム)
    それとメインになるジークレー版画(野外用顔料溶剤出力)
    業者依頼で自分専用の顔料インクを調合してもらった物を使用してもらっています。
  • Q : 今回の展示の絵のアイデアはどういうときに思いつきましたか?
  • A : 以前、自分の性癖について掘り下げて考えてみました。
    僕は身の回りに在る物のサイズ(数値)を把握していないと、落ち着きません、
    何故だろう?

    親の仕事(配管工)の関係、物心つく前から図面を計る姿を見て育ち、
    それを真似、スケールで物を計っては遊んでおりました。

    大学を卒業後、僕自身も活動資金の為に工事現場で働き、
    日々、図面と照らし合わせながら至る所を計り続けました。
    計れば計るほどに感じる、何だろう!この安心感!
    そこで確信へと変わりました。

    人や物、生物、事象、確認されている物はに名前が在り、
    それを認識している事から来る安心感。
    逆に未知なる物への不安感。
    それと同じように、僕にとってサイズ(数値)を
    認識する事による安心感へと繋がりました。

    そして、現代社会に置いても物事の数値化、
    僕自身も身体能力であったり社会から数値化され育ってきました。

    そこで思いついたのが、
    僕にとって未知なる考えや物事の数値化。
    ニュースやネット等々から入ってくるデフォルメ化された未経験の情報を元に、
    平面作品による数値のビジュアル化へと繋がりました。

    等高線による一定間隔の断面図。
    色(人種、宗教、考え方)も光や影(善や悪)も無く、
    デフォルメ化された情報をただただ、
    奥行き(距離)のグラデーション=数値として、
    ビジュアル化し記録する制作方法にたどり着きました。
    (*白と黒は色として見ない)

  • Q : 独自の表現方法を見つけるまでの過程を教えて下さい。影響を受けた作家などもいれば教えて下さい。
  • A : 過程は近い質問がございましたので、上記Q&Aを参照頂けたなら幸いです。
    上記以外にも粘土でモチーフを作り輪切りにしてみたり、立体計測器を使い断面の寸法を割り出したりなど、
    より手作業的な実験も繰り返しました。

    とくに影響を受けた作家は、金井訓志先生、恩師である山田修市先生を始め
    独立美術協会で多大影響を受け学ばせて頂いております。
    作家以外にも日々の生活の中で出会う方々、事柄、情報、等、
    生まれてこのかた多くの影響を受け続け、現在の作品へと反映しております。
    今回、頂きましたご質問もサッポロ未来展での出会いも
    さらに多くの刺激、影響を頂、貴重な財産になりました!

  • Q : 以前、美術誌に載っていた作品を見て、どのような技法で描かれているのか大 変気になっていたのですが、見ることができ、幸いでした。質問にあたるかは解りませんが、また道内でもし展示される予定があれば是非知りたいで す。
  • A : 貴重なお時間を頂きご高覧頂けた事、光栄の限りです。
    道内での展示予定は今の所はございませんが、今回、サッポロ未来展に参加させて頂く事が出来、お客様、関係者、出品者の皆様より大変多くの事を学ばせて頂 きました。
    是非、また北海道での展示をさせて頂き、学ばせて頂けたならと考えております。
  • Q : この素材にした発想の原点は?
  • A : 元々は純粋な油彩での制作をしておりましたが、質感、絵の具の凹凸、色ムラ、等々の理由から試行錯誤を繰り返し、現在の素材へとたどり着いた所です。
    より自分の表現したい物へと近づけるよう今後も試行錯誤して参ります。
  • Q : プロとアマの違い(差)は何だと思いますか?
  • A : 特に大きな違いは無いと思います。
    強いて言うならば、作品で収入を得て生活をする事、制作に専念させて貰える環境です。

    プロ、アマにあまり関係のない事で すが、僕自身がより実感した事は、実費での展示、セルフプロデュースをしていた頃と比べ、より作品に対する意気込み、責任、考え方が大きく変わりました。

    多くの方々のリスク(お金、時間、労力、宣伝、ご指導、等々の支援)と引き換えに、制作活動に専念させて頂ける幸せな環境を提供して下さり、応援し、支え て下さっている事をよりリアルに実感しました。

    頂いたご恩を決して無駄にしてはならない、常に精一杯学び、活動をとことん楽しみ、精進し、『必ずや世界に名を刻んでやるぞ!』と意気込みがこみ上げてき ます。

    話がかなり逸れてしまいましたが、もちろん、プロ、アマ問わず常に高い志をもって、活動しているアーティストは大勢おります。

    プロを名乗らずとも世界的な活躍を遂げている方、表向いた発表はしていないが素晴らしい作品を作られる方、作品を販売する事に抵抗を持っている方、作品に よっては販売する事の出来ない媒体であったりと、様々な活動方法が在ります。

    ですので、アーティスト(作品)としてのプロとアマの違いは全く無く、『制作に専念させて貰える環境』の違いだと現在の僕は思っております。

  • Q : 今回の展示の絵のアイデアはどういうときに思いつきましたか?
  • A :  以前、自分の性癖について掘り下げて考えてみました。 僕は身の回りに在る物のサイズ(数値)を把握していないと、落ち着きません、何故だろう?
    親の仕事(配管工)の関係、物心つく前から図面を計る姿を見て育ち、それを真似、スケールで物を計っては遊んでおりました。

    大学を卒業後、僕自身も活動資金の為に工事現場で働き、日々、図面と照らし合わせながら至る所を計り続けました。
    計れば計るほどに感じる、何だろう!この 安心感!そこで確信へと変わりました。

    人や物、生物、事象、確認されている物はに名前が在り、それを認識している事から来る安心感。逆に未知なる物への不安感。
    それと同じように、僕にとってサイズ(数値)を認識する事による安心感へと繋がりました。

    そして、現代社会に置いても物事の数値化、僕自身も身体能力であったり社会から数値化され育ってきました。

    そこで思いついたのが、僕にとって未知なる考えや物事の数値化。
    ニュースやネット等々から入ってくるデフォルメ化された未経験の情報を元に、平面作品による数値のビジュアル化へと繋がりました。

    等高線による一定間隔の断面図。色(人種、宗教、考え方)も光や影(善や悪)も無く、デフォルメ化された情報をただただ、奥行き(距離)のグラデーショ ン=数値として、ビジュアル化し記録する制作方法にたどり着きました。
    (*白と黒は色として見ない) アイディアの思いつきは、だだ単に自身の性癖からです。

棚澤 寛

  • Q : 人間が空中を落下しているのにスカートがめくれないのはなぜですか?
  • A : 僕の絵の中の人は落下しているというよりも自力で飛んでいます。落下ではスカートがめくれあがりますが、出来る限り一般的に見えてはいけないところは見せないようにしようと思っています。エロになりきらない程度で爽快感が出れば十分だと思ってます。
  • Q : どうして空をとんでいるのですか?
  • A : これは自分の夢でもあります、空を自由に飛んでみたいという願望から描いているところもあり、いろんな町を旅してみたいという好奇心でもあります。高いところから景色を見下ろすということは人にとって達成感だったり、何かを得ようとする挑戦的気持ち、又は現実逃避もあるかもしれません。
    いずれの気持ちにせよ高いところから世の中を見るのは心地よいのではないでしょうか。
  • Q : 「空と大地の〜」で、本だけ上からリアルではない色にぬられているのはなぜですか?
  • A : 悩んでいたんですが実際にある本にすると意味が目立ってしまうような気がしたのです。
    落書きなども考えましたが、というよりも、本だと判ればいいなと思ったのです。
    でも色がきれいにならなくて・・・自分の中でもあまり成功していません。