Q1. 普段はどのようなお仕事をされていますか。
美術関係の派遣会社で事務と制作をしています。
Q2. あなたにとっての「郷土」とはどのようなものですか。
生まれは東京の八王子なのですが、5歳から大学進学まではずっと北海道でした。やっぱり「いつでも帰って来ていいよ」と言ってくれている場所。そこがあるから東京などでも頑張っていける。「こんなことがあったよ。」と報告しに行きたくなる場所です。
Q3. 旅へ行くとしたらどこへ行きたいですか。
アイスランドに行きたいです。ミュージシャンのビュークをきっかけにこの国の存在を知りました。人口の割にアーティストがとても多く、白夜があったり、オーロラも見られたりして魅力の多い土地です。火山がとても活発で、短い期間に2度の噴火が起きて、それぞれが島を作ったような特殊な土地でもあります。史実的にも若い国のためか、海岸線に居住区が集中しており中心部は未開のままなので、他人のスペースを尊重しあっています。もう一つ行きたいところは、インドとネパールの境にある釈迦が生まれた場所に訪れてみたいです。その場所には、私の名前の由来になっているムージュの木があるからです。
Q4. 作品を通して伝えたいことはありますか。
「コミュニケーション」と「翻弄」がキーワードにあります。制作中に起きる画面上の痕跡に対してリアクションをすることよって制作しています。鑑賞者とのコミュ二ケーションも重要で、何を描いているかという説明をせずに想像してもらい、タイトルの文章からも翻弄できるように仕向けています。混乱」ではなくあくまでも「翻弄」です。イリュージョンを作り出すことによって、風で木の葉が舞い落ちるような翻弄を与えたいのです。
Q5. 文章のようなタイトルですが、どのようにして決めていますか?
例えば、絵を描いている途中に休んだりします。そんな時をきっかけにストーリーが生まれ、膨らんでいきます。そして短編が出来て、詩が出来上がります。自分にとってはいいフレーズですが、鑑賞者にとっては必ずしもいいものではないようにしています。言葉は不思議で、近似値しか伝えることができません。タイトルは絵を説明するものではないので、あえて翻弄させるために「的確ではない事」をうまく利用しています。 |