Saori Yasui/ interview with Exhibition miraiten #10 Artists


Q1. 普段はどのようなお仕事をされていますか。

高校で美術を教えています。

Q2. あなたにとっての「郷土」とはどのようなものですか。

北海道から出たことがないのですが、札幌へ行っただけでも大きな違いを感じました。出身は深川の山奥だからかもしれませんが、生まれ育った場所として強く意識しています。自分を説明するには必要な要素です。

Q3. 旅へ行くとしたらどこへ行きたいですか。

そもそも日本がよくわかっていないので、未だ踏み入れたことのない土地である、九州や四国に行ってみたいですね。海外ならヨーロッパの旧い建物を見てみたいです。

Q4. 作品を通して伝えたいことはありますか。

普段過ごしていると、ちょっとしたことがふとした時に猛烈に気になることがあります。それを出発点として制作することが多いです。今回の作品で言うと、「水って何色?」「透明って何色?」という疑問から始まっています。それに対して、共感できる人、できない人といると思いますが、どちらにせよ作品は、自分と観客の真ん中にあって、お互いに思いを巡らせられるものにしたいと思っています。

Q5. モチーフの選び方で決めていることはありますか?

最近はいろんな色を使いたくて仕様がないのです。昔は偏った色ばかりを使っていて、使っていない色がとても多いことに気づいたのです。今回は水を描こうと思ったので、どんな色にもなれるモチーフのため、使いたい色を自由に使うことができました。水を描く為には、他のモチーフはなんでもよかったのですが、金魚にも興味がありました。街で売られたりしている金魚の存在はとても不思議に思います。
今回の未来展に対しては、あっという間に終わってしまった印象があります。来てくれた知人の多くは、その場だけでなく帰ってからも改めて感想をくれました。もっとじっくり時間をかけてやったら、その分だけ満足できたのではないかと思います。

 

表紙(作品抜粋)
《Red AND Black》 2010 パネル、油彩
《Mirror》 2010 キャンバス、油彩

 

インタヴュアー 風間 天心 / Interviewer Tengshing Kazama


安居 沙織/Saori Yasui

最近は揺らいでいるものや、その場にとどまれないものに惹かれます。
そういった一瞬の出来事を表現したいと思っています。

1981 北海道深川市生まれ
2005 北海道教育大学教育学部芸術文化課程油彩研究室 卒業
現在 高校非常勤講師

[ グループ展]
2002   「 サッポロ未来展」/札幌時計台ギャラリー/北海道
2002-4 「七月展」/札幌市民ギャラリー/北海道
2003-5 「油展」/コンチネンタルギャラリー/北海道
2004   「 grope展」/コンチネンタルギャラリー/北海道

[ 公募・その他]
2003-4 「道展」 入選