Q1. 普段はどのようなお仕事をされていますか。
絵の講師をしていて、様々な場所で絵を教えています。
Q2. あなたにとっての「郷土」とはどのようなものですか。
金沢にいたことがあって、金沢は伝統的な住まいで、家と家の間が狭いんですね。それに比べると、北海道は家と家の間が広くて、景色も広々としています。そういう広い空間やおおらかな大地や自然が充実しています。そういう場所で育ったので、そのような大地や空間、自然を感じることができる場所のことを指しています。他の土地で暮らした時に、そう実感しました。僕にとって原点のようなものです。
Q3. 旅へ行くとしたらどこへ行きたいですか。
国内だと大体の土地には行ったことがあるのですが、九州・四国には行ったことがないので行ってみたいです。仏閣や仏像、古代の建築物、伝統工芸などに興味があるので見てみたいですね。海外だとイタリアやドイツに興味があります。昨年、中国に行った時に感じたのですが、経済的に伸びている国で、そのようなエネルギーが美術にも反映されていたことをとても良く知ることができました。日本より、美術が活発だと聞いていますし、国をあげて美術を応援している姿勢など話には聞くので、実際に行ってそれを体感したいです。
Q4. 作品を通して伝えたいことはありますか。
テーマは変化していっていますが、ずっと人物を描いていて、生きる力やエネルギーを伝えたいと思っています。今回は馬が寝転がっている絵を出品していて、フォーヴィスム(20世紀初頭にあった芸術運動の一つ)を意識して描いています。そういう昔のある種の傾向を意識してゴロッと描いてみました。最近では、モチーフに関係なく、ゴロッと存在しているものを描きたいと思っています。以前は、美術界にある流行や主義、主張について考え過ぎてしまったこともありますが、今は表現したいものが以前と比べるとシンプルになって、画面を通してものの存在を表現したいと思っています。雰囲気やたたずまい、そこにある息づかいみたいなものを描くように意識しています。現在は、結構塊感があるものをシンプルに表現していくことを追求したいですね。 |