Q1. 普段はどのようなお仕事をされていますか。
複数の会社を経営しています。自分のマネージメント会社と不動産関係(不動産売買、任意売却などの専門会社)の会社です。
Q2. あなたにとっての「郷土」とはどのようなものですか。
北海道のことを指していて、誇れる場所ですね。人やコミュニティの良さを感じます。人を二、三人介すと文化や経営、プロスポーツ選手、学者の方と接点を持つことができます。それは、東京と比べるとヒエラルキーが厳しくないと思います。ですから、どの分野に関しても北海道の第一線で活躍している人を会うことができて、垣根がない、フラットな関係であることに誇りを感じます。
Q3. 旅へ行くとしたらどこへ行きたいですか。
スペインに行ってみたいです。西アフリカのガーナという国の留学経験があって、滞在していたのですが、それは太鼓の制作と演奏技術を学びに行きました。今は和太鼓とアフリカのリズムを融合させた独自の音楽活動をしていますが、それにスペインのフラメンコの情熱的なリズムを加えるときっと面白い展開になるなと思っているので、スペインの音を聴きに行きたいと思っています。
Q4. 作品を通して伝えたいことはありますか。
日本の和太鼓の間(ま)、間のとり方を和太鼓奏者として幼い頃から培ってきました。そして西アフリカのジャンベという手で叩く音域が広く、ボリュームも大きいハンドドラムと出会いました。日本の豊かな間を音域の広いジャンベで表現したらどんな音楽の世界が生まれるのだろうかと思って演奏活動をおこなっています。今回未来展で演奏する際は、セラミックでつくられたジャンベを使用します。もともとジャンベは木でできている楽器ですが、セラミックでつくられたことによって、さらに音域が広くなったように思います。北海道の風土が生んだ、さらに豊かになったジャンベの音を伝えていきたいです。
Q5. 出土した縄文土器の複製から楽器をつくって演奏するということもおこなっていますが、その経緯は何だったのでしょうか。
西アフリカ、ガーナの留学から北海道へ戻った時に、この地から発信して、この風土でできる楽器はないだろうか、と思い始めました。そういったものを探している時に、ちょうど札幌大学名誉教授の原子修先生に出会いました。「北海道には縄文時代の豊かな土器がたくさんある。その土器に、革を張って演奏してみてはどうですか。」と言ってもらい、調べてみると、私の地元である江別にも多くの縄文土器が出土していたことが分かりました。そして、江別市郷土資料館へ行き、縄文土器の複製の制作活動をする江別土器の会の皆様に土器の複製方法を指導いただき、複製で太鼓をつくるようになりました。今はいろいろ楽しく試しているところで、土器や陶器を用いたり、エゾシカの皮を使用したり、ヤギの皮を使用したり、自分でつくる太鼓を演奏しています。 |