Q1. 普段はどのようなお仕事をされていますか。

学生です。現在、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程に在籍しています。

Q2. あなたにとっての「郷土」とはどのようなものですか。

原点のようなものですね。北海道というという土地だけではなくて、生まれ育った過程で得てきたものを指しています。

Q3. 旅へ行くとしたらどこへ行きたいですか。

ロシアへ行ってみたいです。日本で開催されたある展覧会でロシアの作家が描いた作品に惹かれて興味がわいてきたので、実際に生で見てみたいです。

Q4. 作品を通して伝えたいことはありますか。

私の作品は、見る人に謎解きのような感じで提示しています。タイトルを見れば分かるようになっていますが、一つひとつの作品には私なりの想いがあります。そういうものが作品から伝わると良いなと思っています。

 

Q5. リアリズムという手法でこれまで描いてきたと思いますが、藤井さんにとってリアル、もしくはリアリズムとはどのようなものですか。

日本のリアリズムは色んなパターンがあって、それらのほとんどは西洋で培われた概念を基盤としています。私の場合は、写真をそのまま描き写すというものではなく、写真を超えたものを描く行為を心がけています。写真というのは、真実を写しているように思われていますが、そうではないと思うんですね。真実やリアルというのは、人間の眼で見なければ分からないですし、真実が一つとは限らない。リアルを一言で言い表すことはできないのですが、自分の中で捉えたものというのがある種のリアリズムだと思っています。触れそうなくらい写実されたものだけがリアリズムなのではなく、自分が感じとったそのものが持っている力や存在を描くことが自分のリアリズムだと思っています。

インタヴュアー 片山実季 / Interviewer Miki Katayama


藤井 康子/ Fujii Yasuko

風景や人物をテーマにしたリアリズム絵画を制作し、研究している。

1981   北海道稚内市生まれ
2003   北海道教育大学教育学部旭川校分校 卒業
2005   東京学芸大学大学院教育学研究科美術教育専攻造形美術コース修了
現在   東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程 在籍
      独立展会友

 [個展]
2006   札幌時計台ギャラリー/北海道

 [グループ展]
2005-7  「サッポロ未来展」/札幌時計台ギャラリー/北海道
2006    「月を描く展」/Gallery Mammon/三重県
2007   「Tokyo-Soul 6000 Seconds Art Mess Age 2007」/学芸大学芸術館/東京他

 [公募・その他]
2003-10  「独立展」/国立新美術館/東京
2004-10  「女流画家協会展」/東京都美術館/東京
2009    「独立春季新人選抜展」/東京都美術館/東京