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Q5. リアリズムという手法でこれまで描いてきたと思いますが、藤井さんにとってリアル、もしくはリアリズムとはどのようなものですか。 日本のリアリズムは色んなパターンがあって、それらのほとんどは西洋で培われた概念を基盤としています。私の場合は、写真をそのまま描き写すというものではなく、写真を超えたものを描く行為を心がけています。写真というのは、真実を写しているように思われていますが、そうではないと思うんですね。真実やリアルというのは、人間の眼で見なければ分からないですし、真実が一つとは限らない。リアルを一言で言い表すことはできないのですが、自分の中で捉えたものというのがある種のリアリズムだと思っています。触れそうなくらい写実されたものだけがリアリズムなのではなく、自分が感じとったそのものが持っている力や存在を描くことが自分のリアリズムだと思っています。 インタヴュアー 片山実季 / Interviewer Miki Katayama |
風景や人物をテーマにしたリアリズム絵画を制作し、研究している。 1981 北海道稚内市生まれ
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